桜花賞トライアル「
アネモネS」(2着まで優先出走権)が12日、中山11Rで行われた。1番人気に推された
トーセンローリエ(小笠、父
サトノクラウン)が2番手から抜け出して優勝。2着の
コンクシェル(清水久)とともに
桜花賞切符を手にした。
横山和の好判断が光った。最内枠から2番人気の
スピードオブライトが、好スタートを切ってハナを奪う。横山和&
トーセンローリエは相手をこの1頭に絞ったかのように、2番手に押し上げて直後でピタリとマーク。4角では早めに並びかけてラ
イバルを競り落とすと、後続の追い込みを半馬身しのいだ。
横山和は「1600メートルなら、多少速くなっても位置を主張したいと思った。切れるタイプではないことを頭に入れて臨んだ。しっかり結果を出せて良かった」とホッとした表情を見せた。今年が初年度産駒の
サトノクラウンは、
弥生賞を勝った
タスティエーラとともに、牡牝で3歳クラシックに産駒を送り込むことになった。
スポニチ