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プリングS・G2」(19日、中山)
クラシック路線か、マイル路線か。メンバー唯一の重賞ウイナーが、試金石の一戦に挑む。
デイリー杯2歳Sを逃げ切った
オールパルフェは、続く朝日杯2歳Sでも逃げて6着。ただ、勝ち馬に0秒5差なら悲観するほどではない。和田雄師は「前半からいいペースで行っているし、仕方がない。自分の競馬で勝ちに行っての結果ですから」と振り返る。
その後は予定通りに放牧を挟み、今回に向けて立て直してきた。師は「帰ってきてから少し緩みを感じたが、1本追い切ったらピリッとしてきました」と説明。主戦の大野も「1回放牧に出てリフレッシュしたことで、気持ちに余裕が出ていますよ。少しずつ体も成長してきていますね」と放牧効果を感じている。
1週前は美浦Wで6F83秒4-36秒2-11秒7と、上々のタイムをマークした。「納得のいく動きでしたね。ここの結果で
皐月賞(4月16日・中山)かNHKマイルC(5月7日・東京)に行くかを考えています。放牧帰りで(精神的に)力が抜けている分、距離は持ってくれないかなと思っています」と指揮官。距離は初でも、いつも通りの戦い方でラ
イバルを振り切りたい。
提供:デイリースポーツ