先週、
高松宮記念(3月26日・中京芝1200m)に向けた2週前追い切りを当ニュースでお伝えした
ナムラクレア(栗東・
長谷川浩大厩舎)。今朝15日も先週同様、
浜中俊騎手が跨って、CWでの追い切りとなった。
朝一番のCWへ
長谷川浩大調教師が跨る
ウインルーティンとともに入場。馬場入り前の雰囲気は先週よりも気持ちが乗っているかなと感じたが、馬場へ入ってからの落ち着きは先週と変わらず。5F標識あたりで少しラップが速くなる場面があったものの、2馬身ちょっと後ろから追走する形は変わらない。そして、その距離を保ちながら、向正面を抜けて、3コーナーへと入っていく。
4コーナーでもまだ加速する雰囲気のなかった
ナムラクレアだが、直線に向いて、一気にギアが変わる。最後の直線は11.4秒、11.5秒のラップを踏み、前をきっちりと捕まえて、ゴールでは少しだけ先着か同入かという感じでのフィニッシュだった。
時計は6F79.8〜5F64.5〜4F51.1〜3F37.0〜2F22.9〜1F11.5秒。6Fの数字は先週よりも速くなっており、1週前追い切りとして、しっかりと負荷をかけられた感じ。ちなみに6F時計は自動計測以後で自己ベストを更新した形だから、G1に向けて、やるべき調教をきちんと課したという印象もある。
(取材・文:井内利彰)