「
京成盃グランドマイラーズ・S2」(16日、船橋)
3コーナー過ぎから一気に加速した3番人気の
ゴールドホイヤー(牡6歳、川崎・
岩本洋)が、逃げる
スマイルウィを直線競り落とし、8カ月ぶりの勝利で重賞5勝目をマークした。逃げた単勝1・2倍の断然1番人気
スマイルウィは、直線失速して2着。3着には2番人気の
ティーズダンクが入った。
3コーナー過ぎから外めを上がっていった
ゴールドホイヤーが直線、逃げる単勝1・2倍の大本命馬に外から襲いかかる。こうなると追うモノの強さか。ラスト200メートル過ぎで、これを競り落とすと、最後は2馬身半差をつけて重賞5勝目のゴールイン。鞍上も右手で力強い
ガッツポーズだ。
昨夏の
マイルグランプリ以来のVに、山崎誠は「少頭数の割に展開が難しかったけど、うまく流れに乗れましたね。直線は相手の手応えの方が良さそうだったけど、馬が最後まで気を抜かずに走ってくれました」と笑顔。ここ4走は凡走していただけに、喜びもひとしおだろう。
岩本洋師は「今回は追い切りで攻めてきたし、体が絞れていたのも大きいね」とホッとした表情。このあとは地元の
川崎マイラーズ(5月17日・川崎)で重賞連勝にチャンレンジする。
提供:デイリースポーツ