「
皐月賞・G1」(4月16日、中山)
2歳G1を制した
ドルチェモアと
ドゥラエレーデが、ともに別路線へ。クラシック初戦は混戦ムードが漂う。
有力馬は五指に余るが、勝ちっぷりが強烈だったのが
京成杯の
ソールオリエンス。4角で外に膨れるシーンがありながら、そこから立て直すと急加速。大外から豪快に2馬身突き抜けた。まだ負けを知らず、粗削りな分、上積みも十分だ。
きさらぎ賞を制した
フリームファクシも双璧。デビュー戦こそ2着に敗れたが、その後の3連勝はいずれも危なげないレースぶり。力む面はあるものの、それでいての高いパフォーマンス。レーンとのコンビも大きな魅力だ。
王道
トライアルを制した2頭にも警戒が必要だろう。
弥生賞ディープ記念で
ホープフルS2着の
トップナイフを問題にしなかった
タスティエーラはもちろん、無傷3連勝でス
プリングSを制した
ベラジオオペラには底知れない強さを感じる。
また、
朝日杯FS2着からのぶっつけでも、お手馬の多い川田が騎乗する
ダノンタッチダウンも間違いなく素質はトップクラス。
提供:デイリースポーツ