前走
小倉大賞典で初重賞制覇を果たした
ヒンドゥタイムズ。7歳ではあるが、4走前の
小倉記念で去勢手術しているので、これからが楽しみな古馬といった感じ。今朝22日は次走予定の
大阪杯(4月2日・阪神芝2000m)に向けた1週前追い切りを行っている。
CWでレースでの騎乗が予定されている
池添謙一騎手が跨っての3頭併せ。正面から入場して1コーナー、2コーナーは前方にいた2頭とは3秒近い差があったものの、6F標識を通過するあたりで2秒くらいまで詰めていく。
4コーナーは内を通って、最後の直線。ここでも1秒くらいの差があったが、コーナーで勢いに乗っていることもあり、ラスト1F標識手前で仕掛けられると俊敏に反応して、鋭い伸び。あっさりと前2頭を追い抜いて、最後は突き放しての先着となった。
時計は6F80.5〜5F65.0〜4F50.1〜3F35.8〜2F22.8〜1F11.5秒。自動計測以後のベストは6F82.3秒(22年7月にマーク)だったので、これを大幅に更新した形。もちろん3F時計も35秒台は初めてで、見た目だけでなく、数字としても今の充実ぶりを示す時計。ジョッキーとの相性の良さを感じることもできたし、初GIにはなるが、楽しみの方が大きい状態といった気がする。
(取材・文:井内利彰)