日本時間のきょう25日深夜にドバイ・ワールドカップデーがUAEのメイダン競馬場で開催される。米
メディア「ブラッドホース」電子版は22日に「1200万ドル(約16億円)の
ドバイWC:日本VS世界」と題した記事を掲載。各馬の戦歴を紹介しながらレースを展望している(日本円換算は今年の
JRAの米ドル換算固定レート、131.865円で計算)。
メイン競走のドバイ・ワールドC(ダート2000メートル)は15頭立てにもかかわらず、日本馬が史上最多の8頭も参戦しているが、同
メディアでは「日本勢の規模の大きさは印象的ですが、8頭はいずれも本当に際立った記録を持っていない」と指摘している。
日本勢の筆頭格である
パンサラッサは今年のサウジC(ダート1800メートル)を制し、米国の強豪
カントリーグラマーを2着に退けているが、同
メディアは「さらに200メートル延びるのは疑わしいかもしれない」と距離延長を割引材料ととらえているようだ。矢作調教師は
パンサラッサが昨年と同じドバイ・ターフ再戦か、ダートに固執するか難しい選択だったとしつつ、「もちろん、余分な距離が心配です。しかし、どのように対処するかは
吉田豊を信頼しなければなりません」と矢作師の談話を引用している。
英国ブックメーカーの大手ウィ
リアムヒル社(25日12時現在)では、
カントリーグラマーと
アルジールスが4・5倍の1番人気タイに設定されている。日本勢で最も評価が高いのは3番手の9・5倍に設定された
ウシュバテソーロだ。パンラサッラは9番人気タイの17倍。下馬評を覆すことができるか。
スポーツ報知