阪神11Rの第70回
毎日杯(3歳GIII・芝1800m)は5番人気
シーズンリッチ(角田大河騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分46秒6(良)。半馬身差の2着に2番人気
ノッキングポイント、さらに半馬身差の3着に6番人気
ドットクルーが入った。
シーズンリッチは美浦・
久保田貴士厩舎の3歳牡馬で、父
ドゥラメンテ、
母エバーシャルマン(母の
父ハーツクライ)。通算成績は5戦2勝。
レース後のコメント
1着
シーズンリッチ(角田大河騎手)
「久保田厩舎の馬に乗せてもらうのは初めてでしたが、こういう良い時に乗せて頂いて、チャンスを掴むことができて、感謝の気持ちで一杯です。トップスピードに入るのは速く、良い脚を使い続ける事ができる子なので、それを生かそうと思っていました。思い描いた展開で、いい位置を取ることもできました。最後は初めて馬群を割ってきたと思いますし、この馬の勝負根性に感謝したいなと思います。将来が楽しみですね。まずは無事に勝つことができて良かったです。まだ2年目という立場で、新人も入ってきて、誰にも負けていられませんので、これからも一生懸命精進して頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願い致します」
2着
ノッキングポイント(
藤岡佑介騎手)
「
C.ルメール騎手から馬の特徴は聞いていました。ゲートはスムーズに切ってくれて、勝ち馬と3着馬の間のポジションだったので、少し張っても良かったのかも知れませんが、跳びが大きくて加速に時間がかかるとのことで、一つ下げて外を回してゴール前はよく来てくれました。(間のポジションで)下げないで張っても良かったなと思いますが、並びを考えても広いところに誘導した方がという感じですからね。まだ伸び切れない感じで、もう一つ沈んでいきそうな走りです。その点が成長すればさらにやれそうな良い馬です」
3着
ドットクルー(
岩田望来騎手)
「外枠でもしっかり自分の競馬をしてくれて、最後もしっかり踏ん張っています。着差が着差だけに悔しいのですが、この馬の現状の力は出し切ってくれました」
4着
ドクタードリトル(
松山弘平騎手)
「最後は良い脚で能力のあるところを見せてくれました」
5着
エマヌエーレ(
和田竜二騎手)
「ゲートを上手に出てくれていいところにハマりましたが、手応えほど伸びませんでした。もう少し成長してほしいです」
6着
オメガリッチマン(
石川裕紀人騎手)
「欲しかったポジションより1列後ろになりました。そのぶん最後、捌くのに手間取りました。理想は勝ち馬のポジションが欲しかったのですが......」
7着
フェイト(藤岡康太騎手)
「ゲートは上手に出てくれて好位から運びました。少し力む部分もありました。許容範囲だと思いましたが、追い出してから調教ほどの反応が見られませんでした」
8着
セレンディピティ(
吉田隼人騎手)
「スタートも良かったのでマイペースでハナに行きました。子供っぽさが解消されると良くなると思います」
12着
キングズレイン(
岩田康誠騎手)
「2、3番手でも良いと思っていましたが、進んで行きませんでした。申し訳ないです」
ラジオNIKKEI