6R・
ドバイゴールデンシャヒーンは、今年も日本馬の悲願は高い壁に阻まれた。先行争いが激しくなる中、中団で脚をためていた
シベリウス(セン5=オドワイヤー)が直線内から強襲。外から伸びた昨年の覇者
スイッツァランド(セン9=
シーマー)の猛追を抑え、G1初挑戦初制覇を果たした。
フェブラリーSを制し日本馬“大将格”として出走した
レモンポップ(牡5=田中博)は、速いペースに対応できず10着。管理する田中博師は「初の1200メートルで厳しい流れになってしまった。世界の一線級相手のペースに戸惑っていた。促しながらで脚がたまるところがなかった。想像以上に世界は厳しかった」と肩を落とした。「休ませることは決まっています。仕切り直してさらに強い成長した
レモンポップを見せたい」と巻き返しを誓った。
リメイク(牡4=新谷)は、外から追い込み5着。
武豊は「スムーズに直線を向いていい脚を使ってくれた。世界の
トップレベルで戦える。スタートだけ戸惑っていた。(前走騎乗していた福永元騎手が)言っていた通りにいい脚を使ってくれて。いい馬ですよ」と話した。
2年連続2着だった
レッドルゼル(牡7=安田隆)は内から追い込み6着。
ジャスティン(牡7=矢作)は、本来の粘りを見せられず12着に終わった。
スポニチ