◇G1・
ドバイワールドカップ(2023年3月25日 メイダン・ダート2000メートル)
ドバイワールドカップで
パンサラッサ(牡6=矢作)は10着に終わり、賞金を上積みできなかった。
大外枠から逃げの手に出ようとしたが、内の
リモースが譲らずに苦しい展開に。直線を向く頃には、もう余力は残っていなかった。矢作師は「厳しい競馬で馬がかわいそうだったが、逃げ馬の宿命というか潰しにこられたので。これも競馬」とし、「この前(サウジCを)勝っていることもあるけど、クレイジーな競り方をしてきたよね。ただ、もう1度言うけど、それも競馬です」と振り返った。
パンサラッサは世界最高賞金を誇る2月の
サウジカップを日本馬で初めて制し、1着賞金1000万ドルを獲得。
パンサラッサの獲得総賞金は日本歴代3位の18億4466万3200円で、ドバイで4着以内に入れば
アーモンドアイを抜いて日本歴代トップに浮上していたが、賞金王の座はお預けとなった。
スポニチ