日本が誇る大種牡馬
ディープインパクトの最終世代が、海の向こうで偉業を成し遂げるか。
昨年10月、英国の2歳G1フューチュリティトロフィー(ドン
カスター、芝直線1600メートル)で、1番人気に支持されたアイルランド調教の
ディープインパクト産駒オーギュストロダン(牡=A・オブライエン)が優勝。19年7月にこの世を去った
ディープインパクトにとって、08年生まれの初年度産駒から全13世代G1制覇となった。
英競馬
メディア「レーシングポスト」は28日、公式ツイッターで
オーギュストロダンについてのA・オブライエン師のコメントを紹介。「3冠を達成できる馬がいるとすれば、それは間違いなく彼だ」としている。
牡馬の英国クラシック3冠は2000ギニー(1600メートル)、ダービー(2400メートル)、セントレジャー(約2900メートル)。3冠馬は過去に15頭で1970年のニジン
スキーが最後となっており、
オーギュストロダンが達成すれば53年ぶりの偉業となる。A・オブライエン師は12年にキャメロットで3冠に挑んだが、セントレジャー2着と惜しくも届かなかった。
スポニチ