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モックモックは骨折判明「
ケンタッキーダービーに選ばれていただけに…」(29日・堀尾)
今村聖奈の手綱で、先週中山の
伏竜Sで2着に好走した
モックモック(牡3歳、栗東・寺島)は骨折が判明し休養へ。「
ケンタッキーダービー(5月6日・米
チャーチルダウンズ、ダート2000m)のポイントを獲得できて、選ばれていただけに残念です」と師は肩を落とした。また、同レース7着の
ベンダバリラビア(牡3歳)は
兵庫チャンピオンシップ(5月3日・園田、ダート1870m)か鳳雛S(5月21日・京都、ダート1800m)へ向かう。「結果的にいつも通り後ろから運んでいれば展開は向いたのかも。中山で雨馬場になると意外と差しも届くので」と回顧した。
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最優秀2歳牡馬をあおる動き
フリームファクシ皐月賞へ態勢着々(29日・竹村)
皐月賞(4月16日・中山、芝2000m)を目指している、
きさらぎ賞馬
フリームファクシ(牡3歳、栗東・須貝)がこの日、栗東CWで追い切りを行った。無傷3連勝で
朝日杯FSを制した僚馬
ドルチェモア(牡3歳)との豪華併せ馬。メリハリの利いた脚さばきで、ラストも鋭く脚を伸ばして1F11秒2をマークした。ゴール前は相手よりも手応えにお釣りを残してのフィニッシュ。坂路とCWを併用して丹念に乗り込まれ、気配は着実に上向いている。あと2週あるだけに万全の状態で臨めそうだ。
◆押せ押せムードで重賞挑戦 2勝目ゲットの
アンビバレントは
葵Sへ(29日・常木)
先週中山で芝1200mの1勝クラスを制した
アンビバレント(牡3歳、美浦・青木)は、
葵S(5月27日・京都、芝1200m)を目標に調整される。
◆無傷V3で戴冠なるか
ライトクオンタムが
武豊騎乗で栗東CWを躍動(29日・竹原)
桜花賞(4月9日・阪神、芝1600m)に出走予定の
ライトクオンタム(牝3歳、栗東・武幸)がこの日、
武豊を背に栗東CWで1週前追い切りを行い、6F84秒7-37秒8-12秒0を馬なりでマーク。ゴール前で一杯に追われた僚馬
アリクテラー(3歳未勝利)に首差先着した。前半をゆったりと進み、3角過ぎからスピードアップすると最後まで余力を十分に残して軽快な動きを披露。
シンザン記念を制して以来、3カ月ぶりでも馬体に太め感はなく仕上がりは万全だ。
◆阪神JFからの反撃なるか 反応良好
ラヴェルは落ち着きも十分(29日・城谷)
昨年暮れの阪神JFで11着に敗れたあと、休養に入っていた
ラヴェル(牝3歳、栗東・矢作)が
桜花賞(4月9日・阪神、芝1600m)へ向けてこの日、栗東CWで追い切られた。坂井を背にテンから無理なく進み、直線で軽く促すと素早く反応。6F84秒9-38秒0-11秒4(仕掛け)をマークした。燃えやすい気性も今のところ落ち着きがあり好ムード。もう少しうまく首を使えるようになればもっとはじけそうだが、現状の完成度を考えれば十分に合格点だろう。
◆新コンビの和田竜を背に軽快
モズメイメイ 前走後も好調がっちりキープ(29日・紺谷)
チューリップ賞を制した
モズメイメイ(牝3歳、栗東・音無)がこの日、
桜花賞(4月9日・阪神、芝1600m)へ向けて栗東坂路で新コンビの和田竜を背に追い切られ、4F52秒0-37秒9-12秒3をマーク。素軽い脚さばきで軽快に駆け上がってきた。好調をがっちりとキープできている。
◆上村師「もう馬はできている」
桜花賞へ
ムーンプローブ順調そのもの(29日・赤木)
フィリーズR2着馬で、来週の
桜花賞(4月9日・阪神、芝1600m)に出走予定の
ムーンプローブ(牝3歳、栗東・上村)がこの日、栗東坂路で1週前追い切りを消化。4F52秒0-12秒3と軽快な動きを披露した。「もう馬はできているし、1週前とすればこれで十分。あとは本番までどれだけ落ち着かせていけるかだけど、今のところは力みもなく順調にきている」と師はうなずいた。
◆ひと叩きで
ブトンドール攻め気配上昇 距離克服がポイントに(29日・掛札)
フィリーズR6着の
ブトンドール(牝3歳、栗東・池添)がこの日、朝一番の栗東CWで
桜花賞(4月9日・阪神、芝1600m)の1週前追い切りを行った。池添を背に単走で6F83秒0-37秒1-11秒5(G前強め)をマーク。鞍上のアクションにすぐさま応えて脚を伸ばし、今季初戦を叩いた上積みを感じさせる動きだった。距離延長は微妙だが、いい状態で本番を迎えられそうだ。
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マリーンC補欠馬の
ミラクルティアラは
アーリントンCも視野に(29日・安里)
マリーンC(4月12日・船橋、ダート1600m)で補欠2番手の
ミラクルティアラ(牝3歳、栗東・加用)は、このまま繰り上がらなければ
アーリントンC(4月15日・阪神、芝1600m)に挑戦する。「芝は未知数だが、軽いダートで強い勝ち方をしたしスピードがあるので試してみる」と師は色気ありの様子だ。
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カウノスライトは川崎の交流戦へ 宗像師「レースで走り切ってくれれば」(29日・澤田)
4月5日に川崎で行われる
エイプリルフラワー賞(ダート1400m)で、
カウノスライト(牡3歳、美浦・宗像)が初Vを狙う。師は「体調自体はいいけど、DDSPの症状がある。舌を縛ったりと対策は講じているので、何とかレースで走り切ってくれれば」と展望を語った。
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提供:デイリースポーツ