4月1日の阪神4R・3歳未勝利(芝1800メートル)で
ディープインパクトの“最後の子”がデビューする。05年
宝塚記念などG1・3勝を挙げた
スイープトウショウを母に持つ
スイープアワーズ(牡3=友道)。鞍上はディープの全14戦で手綱を取った
武豊だ。
19年7月にこの世を去った
ディープインパクト。最終世代となる現3歳は、国内でわずか6頭しかいない。20年2月27日生まれの
スイープアワーズは6頭では最も誕生日が遅く、国内では“最後の子”。20年12月に亡くなった
スイープトウショウの最後の子でもある。
スイープアワーズの馬名意味は「賞を総なめにする」。既走馬相手にどんなレースを見せるか、注目だ。
ディープ最終世代は既に4頭がデビューしており、
ライトクオンタム(牝3=武幸)は新馬、G3・
シンザン記念を連勝。
武豊騎乗で4月9日のG1・
桜花賞に向かう。G3・
きさらぎ賞2着の
オープンファイア(牡3=斉藤崇)は
日本ダービーを見据えている。
また、海外では昨年10月に英国の2歳G1フューチュリティトロフィーを
オーギュストロダン(牡=A・オブライエン)が優勝。08年生まれの
ディープインパクト初年度産駒から全13世代でのG1制覇を達成し、A・オブライエン師は1970年ニジン
スキー以来の英3冠に期待を寄せている。
スポニチ