4月22日に新装オープンする京都競馬場で30日、馬場走行テストが行われた。
6組の人馬による試走会。路盤改造で張り替えた緑鮮やかな芝に、久々に美しい蹄音が響いた。芝マイル外回りスタートから、3角の上り下りを経て、カーブが緩やかに、より安全になった4角へ。騎乗した藤岡佑は新スタンドの美しさに圧倒された様子で、「めちゃくちゃ素晴らしい。迫力もある。4コーナーも以前に比べると回りやすくなったけど、京都らしいト
リッキーさは残っている。駆け引きをするのが今から楽しみ」と期待を膨らませた。
和田竜も「4コーナーが緩やかになったけど、3コーナーからの下りがあるので、京都独特のよりスリリングな競馬が期待できる」と絶賛。パドックも以前の円形から楕円(だえん)形となり、ファンが360度から見られる形に生まれ変わった。川田は「以前の丸形のパドックも京都の象徴でしたが、屋根の下の木の感じも伝統的な日本の京都の雰囲気で、お客さんに楽しんでもらえると思います」と歓迎した。
提供:デイリースポーツ