◆第83回桜花賞・G1(4月9日、阪神競馬場・芝1600メートル)

　昨年の阪神JF2着のシンリョクカ(牝3歳、美浦・竹内正洋厩舎、父サトノダイヤモンド)は先週時点で賞金順で除外対象だったが、リバーラの回避で出走が可能となった。

　2日には美浦・坂路コースで竹内正洋調教師自らが騎乗して、4ハロン57秒1―13秒5を馬なりのまま余力十分にマーク。トレーナーは「皐月賞を頭に入れながらの調整だったので、先週水曜の追い切りはセーブ気味でしたが、出られることが分かったので日曜は補うように坂路で大きめにやりました。状態はいいですね」と、予定変更にも同じていない。

　阪神JF以来4か月ぶりとなるが、「気持ちがマイルドになって、コントロールしやすくなっています。調教も楽に動けるようになり、馬が力をつけている」と成長ぶりに手応え十分の口ぶりだ。

スポーツ報知