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【阪神牝馬S展望】ヴィクトリアマイルの前哨戦、近年は凡走からの巻き返しが多い

  • 2023年04月04日(火) 06時00分
 ヴィクトリアマイルの前哨戦で、16年から1600mに変更された。阪神芝1600mは牝馬クラシックに向けた重要レースがたびたび行われる条件。桜花賞に対するチューリップ賞がそうであるように、好メンバーが集まる前哨戦として定着しつつある。

1.先行力が求められる

 前哨戦らしいスローペースになり、前残りの競馬になることが多いレース。条件変更以降の7回で、4角3番手以内だった馬は[3-3-1-16]で複勝率30.4%なのに対し、4角5番手以下の馬は[4-4-4-53]で複勝率18.5%。

2.近年は凡走からの巻き返しが多い

 以前は前走1着馬が強いという傾向があったが、近年は前走敗れた馬の激走もみられる。昨年は前走オープンで2桁着順だったメイショウミモザが勝利し、愛知杯で11着だったアンドヴァラナウトが2着。一昨年は愛知杯13着のドナウデルタが3着、20年は有馬記念で15着だったスカーレットカラーが2着。19年は前走中山牝馬Sで14着だったミッキーチャームが4番人気で1着に好走した。

3.穴は距離延長組

 過去7回で、前走から距離短縮となる馬は[3-5-2-26]で複勝率27.8%なのに対し、距離延長となる馬は[3-1-2-20]で複勝率23.1%。好走率で見れば距離短縮組に分がある。しかし、複勝率に関しては、距離短縮組が71%なのに対し、距離延長組は205%と後者が断然だ。昨年9番人気1着のメイショウミモザをはじめ、20年11番人気で3着のディメンシオン、19年12番人気で2着のアマルフィコーストなど距離延長組は変わり身もしばしば。

 ディヴィーナは昨年春からリズムに乗れていないが、今年に入ってからは大きく負けておらず復調気配は見せている。元々好位から脚を使えていた馬で、少頭数で先行が叶いそうなここなら変わり身も十分。

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