今週からは福島競馬場も加わり、「中山・阪神・福島」の3場開催となります。
重賞は、まず土曜日に
ニュージーランドトロフィー(GII・中山・芝1600m)と、
阪神牝馬ステークス(GII・阪神・芝1600m)というGIIの芝マイル戦ふたつ。そして日曜日には、3歳牝馬三冠レースの第1戦・
桜花賞(GI・阪神・芝1600m)が行われます。
毎週、重賞での激走馬を予想するこのコーナー。今週はやはり注目必至のGI・
桜花賞をピックアップ。膨大なデータを駆使したnetkeibaオリジナルAIが、絶好の狙い馬を探します。
月曜日現在、フルゲートは18頭のところ登録馬は26頭。優先出走馬、賞金上位馬のなかに回避馬が出た場合には、現在の除外対象馬が出走可能になります。
上位人気になりそうなところとしては、まずは
リバティアイランド(牝3・栗東・中内田厩舎)が挙げられるでしょう。2戦目のGIII・
アルテミスSでは2着敗れたものの、前走のGI・阪神JFでは1着。休養を挟んでのぶっつけ本番でGI連勝を狙います。
対するは、前走のGIII・
シンザン記念で牡馬を蹴散らして1着になっている
ライトクオンタム(牝3・栗東・武幸厩舎)。鞍上は先週のGI・
大阪杯を制している
武豊騎手です。
さらには、前走GIII・
クイーンCで1着となった
ハーパー(牝3・栗東・友道厩舎)、2走前の
アルテミスSで
リバティアイランドに勝利している
ラヴェル(牝3・栗東・矢作厩舎)も出走を予定しています。
その他、前走のGI・阪神JFでは2戦目ながら2着と健闘した
シンリョクカ(牝3・美浦・竹内厩舎)、
トライアルの
チューリップ賞の上位3頭・
モズメイメイ(牝3・栗東・音無厩舎)、
コナコースト(牝3・栗東・清水久厩舎)、
ペリファーニア(牝3・美浦・鹿戸厩舎)などが虎視眈々と戴冠を狙っています。
【注目は堅実な伏兵馬】
予想はすべてAI任せ。枠順や当日の馬場状態予測を反映していない現時点のものとなりますが、人間の気持ちが入らない分「まさか」と思えるような穴馬を選出することもあります。
月曜日時点でAIが選出してきた本命候補は
ドゥアイズ(牝3・栗東・庄野厩舎)でした。
同馬は父
ルーラーシップ・
母ローズマンブリッジ(母
父ディープインパクト)という血統。成績はこれまで5戦1勝[1-3-1-0]。1勝馬ながらも重賞で2着2回・3着1回と好走をしている安定感があるタイプです。
同馬のデビューは、22年7月の2歳新馬戦(札幌・芝1800m)。5番人気ながら1着と幸先の良い勝利を飾ります。
2戦目は同じ札幌のオープン戦・
コスモス賞(札幌・芝1800m)で、出遅れながらも2着と健闘。9月には同じく札幌でGIII・
札幌2歳S(札幌・芝1800m)に出走し、こちらも2着と惜敗しました。
4戦目のGI・阪神JFでは、10番人気という低評価ながらも結果は
リバティアイランドから0.4秒差の3着。上がり時計は、
リバティアイランドを上回る35.4秒というメンバー中2位のタイムを叩き出しています。
前走のGIII・デイリー杯
クイーンCでも2着と、勝ちきることはできないまでも常に好走を続けている
ドゥアイズ。AIはそんな点を評価しているのでしょうか。
あとは、出走メンバー・鞍上・枠順などが確定した後のAI
ジャッジがどうなるのか…。レース直前のAI予想最終判断もお楽しみに!
(netkeiba編集部)