良血
ディヴィーナ(牝5、栗東・
友道康夫厩舎)が阪神牝馬S(4歳上牝・GII・芝1600m)で
母ヴィルシーナに続く重賞制覇を目指す。
前走の
京都牝馬Sは実に悔しいレースとなった。手応え良く直線に向いたものの、伸びかけたところで前が詰まる致命的な不利。これでは0秒6差の10着も致し方なし。スムーズなら勝ち負けになっていたはずで、何とも後味が悪かった。ただ、前向きに捉えれば、重賞級の能力は再確認できた。再び牝馬限定戦ならチャンス大だろう。
母ヴィルシーナ、叔父
シュヴァルグラン、叔
母ヴィブロスがGIウイナーなら、半兄
ブラヴァスも20年の
新潟記念の覇者。それだけに重賞初制覇は待ったなし。13年と14年に母が連覇した
ヴィクトリアマイルの有力候補となるような勝ちっぷりまで期待したい。