JRA競馬学校「騎手課程第42期生」の入学式が4日、千葉県白井市の同校で行われた。五十嵐ひなさん(15)、石川稜久君(15)、富永龍斗君(16)、西村瑠華さん(15)、林秀真君(16)、廣野温輝君(15)、山田匠悟君(18)の7人が応募総数192人の狭き門を突破し、晴れの日を迎えた。
五十嵐ひなさんは、道営の星・
コスモバルクとの名コンビで人気を集めた
五十嵐冬樹さん(現在はホッカイドウ競馬の調教師)の次女。幼い頃から父の騎乗姿に憧れ、騎手の道を目指した。ひなさんは「努力をし、感謝の気持ちを忘れず父のようにしっかりと成績を残せるように頑張りたいです。勝ちたいレースは
皐月賞です」と力強く語った。
皐月賞は04年に父と
コスモバルクが2着に泣いたレース。冬樹師は「ディスっていますね。フェアプレー賞も獲りたいと言っていた(笑い)。小学校低学年の時から毎日、馬に乗っていたし、14歳の時の自分よりは間違いなくうまい。上を目指し、技術を求めて頑張ってほしいです」と目を細めていた。
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