23年クラシック開幕戦となる3歳牝馬3冠第1ラウンド「第83回
桜花賞」(9日、阪神)の最終追い切りが5日、東西トレセンで行われ、最強の2歳女王
リバティアイランド(中内田)は主戦・
川田将雅(37)を背に栗東CWコースでシャープな伸びを披露。ラスト1F(200メートル)11秒2の切れ味で併走馬に1馬身先着した。2馬身半差で快勝した昨年12月の阪神JFから直行ローテでG1連勝へ挑む。同レースは6日に出走馬と枠順が決定する。
【川田に聞く】
――新馬戦Vは
JRA史上最速タイの上がり3F31秒4をマーク。
「31秒4という数字が話題になると思いますが、それ以上に内容のいいレースをしてくれました」
――2戦目の
アルテミスSは2着に敗れたが前走・阪神JFでG1制覇。
「馬群で競馬をすることを勉強したことで阪神JFは周りに馬がいてもストレスを表すことなく走れていました。初戦、2戦目と継続してやってきたことがG1でしっかり生きたと思います」
――相手関係については?
「気にしていません。この馬自身が気持ち良く走ってくれれば」
――昨年の
桜花賞は7番人気
スターズオンアースでV。史上6人目の
桜花賞連覇(福永洋一、
武豊、田原成貴、安藤勝己、ルメールが達成)が懸かります。
「リバティとともに仕事をするだけですね。順調にここまで歩みを進められていますしレース当日、いい状態で皆さんの前で、皆さんが望む競馬ができるように、彼女と頑張りたいと思います」
スポニチ