今週の土曜日は阪神競馬場で
阪神牝馬ステークス(GII・芝1600m)が行われます。創設された1958年は阪神芝1800mで行われており、そこから競馬場こそ変わっていないものの(90年のみ阪神競馬場改修の代替で京都競馬場での開催)距離や開催月には変化があり、2016年から現在の条件での開催となっています。
翌日の
桜花賞と同じ条件であり、馬場や上位に来る馬の傾向を知る上で重要なレースとして注目されている競馬ファンの方も多いのではないでしょうか。
桜花賞は上がりの速い決着になりやすいが、
阪神牝馬Sも例外ではありません。過去7年の勝ち馬の内、5頭が上がり3ハロンを32秒台〜33秒台で駆け抜けています。今年も速い上がりを使える馬には注意が必要かもしれません。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『
パーフェクト消去法』です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
先週の
ダービー卿チャレンジトロフィーでは【残った馬】の
インダストリアが3番人気で優勝。
大阪杯では【残った馬】の
ダノンザキッドが10番人気ながら3着と好走しています。
今週もケシウマの【残った馬】にご期待ください!
ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。
【条件】
前走芝1600mに出走し4角8番手以内で2着以下
[0-0-0-11]複勝率0%
該当馬:
サウンドビバーチェ、
ピンハイ、
ママコチャ(過去の主な該当馬:19年
レッドオルガ3番人気7着)
※データは阪神芝1600mでの開催となった2016年からの7レースを参照
上位人気が予想される
ピンハイが条件に該当しました。
先述したように
阪神牝馬Sは速い上がりが勝敗を左右と言っても過言ではありません。前走の段階から速い上がりを駆使し結果を残している馬には注意が必要でしょう。
その一方、前走で今回と同じ芝1600mに出走し、ある程度の位置から運んで勝ち切れていない馬に関しては割引が必要です。4角を8番手以内で運びながらも勝ち切れていないのは末脚の破壊力が抜きんでていないと判断できます。そのような馬が究極の上がり勝負になる可能性が高い
阪神牝馬Sで好走するシーンは想像し難いものがあり軽視するのが正解ではないでしょうか。
はたして、ケシウマはどんな消去データを提示してくるのか。重賞レースの参考に、公開中の『
パーフェクト消去法』を是非お役立てください。