◆第66回
阪神牝馬S・G2(4月8日、阪神・芝1600メートル)
4〜6歳の牝馬12頭によって争われ、
浜中俊騎手とコンビを組んだ6番人気の
サウンドビバーチェ(4歳、栗東・
高柳大輔厩舎、父
ドゥラメンテ)が重賞4度目の挑戦で初勝利を挙げ、
ヴィクトリアマイル・G1(5月14日、東京)の優先出走権を獲得した。勝ち時計は1分33秒9(稍重)。
1馬身1/4差の2着は10番人気の
サブライムアンセム(
岩田望来騎手)、さらに首差の3着は9番人気の
コスタボニータ(
鮫島克駿騎手)が続き、3連単は101万6510円の大波乱。早めの栗東入りで臨戦した唯一の関東馬
ウインシャーロット(
石川裕紀人騎手)は2番人気に推されたが、惜しくも4着だった。
石川裕紀人騎手(
ウインシャーロット=4着)「押し出されてハナの形になりました。距離は長くない。乗り方ひとつだったと思います」
吉田隼人騎手(
アンドヴァラナウト=5着)「ゲートが思ったより出ませんでしたが、(結果的に)メリハリが付いていい脚を使ってくれた。良く来てくれていますし素晴らしい馬」
藤岡康太騎手(
テンハッピーローズ=7着)「スタートが上手な馬。気分良く行くと脚がたまらないので、ひとためさせました。思った以上にペースが遅く、ちょっと我慢しすぎました。申し訳ありませんでした」
北村友一騎手(
フラーズダルム=8着)「切れる馬向きのヨーイドンの競馬で流れが厳しかった」
岩田康誠騎手(
イズジョーノキセキ=10着)「今日はこういうレースになるのは分かっていたので、あの位置から。結果的にためた方が良かったかな。叩いて次、良くなれば」
高倉稜騎手(
ピンハイ=11着)「3コーナーでこすられたりして直線に向く時には手応えがなかった。競馬でスムーズさを欠き、集中力が切れたのかも知れません」
池添謙一騎手(
ディヴィーナ=12着)「大外枠でこのペース。うまく乗れなかったし、ペースも向かなかった」
スポーツ報知