GI馬が不在、かつ直接対決済みの有力どころが少なく大混戦模様だが、
ソールオリエンスに注目したい。無傷3連勝なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■4/16(日)
皐月賞(3歳・牡牝・GI・中山芝2000m)
ソールオリエンス(牡3、美浦・
手塚貴久厩舎)は新馬戦、
京成杯でデビュー2連勝している
キタサンブラック産駒。前走は4角で外に膨れながらも追い込み、最終的には後続を引き離す大物感を感じさせる走り。今回は初の多頭数で試金石と言えそうだが、混戦を断ち無傷で戴冠なるか。鞍上は
横山武史騎手。
ファントムシーフ(牡3、栗東・
西村真幸厩舎)は
ハービンジャー産駒で、昨年6月の新馬戦を勝ち上がり、続く
野路菊Sも制して重賞戦線に名乗りをあげた。
ホープフルSでは4着に敗れたが、今年初戦の
共同通信杯を勝利。前走に続く
C.ルメール騎手とのコンビでGI制覇を狙う。
トップナイフ(牡3、栗東・
昆貢厩舎)は
デクラレーションオブウォー産駒。昨年は7戦し、
京都2歳Sと
ホープフルSで連続2着と重賞戦線でも存在感を見せた。ここに向けた
弥生賞ディープ記念でも2着と勝ち切れていないが、本番で惜敗続きのうっ憤を晴らすことができるか。鞍上は
横山典弘騎手。
その他、3連勝で
きさらぎ賞を制した
フリームファクシ(牡3、栗東・
須貝尚介厩舎)、デビュー3連勝で
スプリングSを制した
ベラジオオペラ(牡3、栗東・
上村洋行厩舎)、
朝日杯FSの2着馬
ダノンタッチダウン(牡3、栗東・安田隆行厩舎)、
弥生賞ディープ記念の勝ち馬
タスティエーラ(牡3、美浦・
堀宣行厩舎)、
共同通信杯の2着馬
タッチウッド(牡3、栗東・
武幸四郎厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。