4月16日(日)に中山競馬場で行われる
皐月賞(3歳牡牝・GI・芝2000m)について、過去10年の枠順別成績から検証していく。
枠別では最多となる7度の馬券絡みが4枠で、そのあとに6枠と8枠が5回で続く。一方で3枠が最少。15年
リアルスティールのただ一頭のみだ。
過去10年の枠順による成績は下記の通り。
【1枠】2-0-0-17/19 勝率10.5% 複勝率10.5%
【2枠】1-1-2-16/20 勝率5.0% 複勝率20.0%
【3枠】0-1-0-19/20 勝率0.0% 複勝率5.0%
【4枠】3-3-1-13/20 勝率15.0% 複勝率35.0%
【5枠】0-0-2-18/20 勝率0.0% 複勝率10.0%
【6枠】2-0-3-15/20 勝率10.0% 複勝率25.0%
【7枠】1-3-0-23/27 勝率3.7% 複勝率14.8%
【8枠】1-2-2-22/27 勝率3.7% 複勝率18.5%
数字だけを見ると中間〜外目の枠が有利な印象。内目の枠からも勝ち馬は出ているが、1枠〜3枠で好走した7頭のうち6頭が1〜3番人気の馬だった。15年
ドゥラメンテや20年
コントレイルに代表されるように、実績や実力が伴っている馬でないと内枠からの好走は難しい。
また、6番人気以下で好走した10頭のうち9頭が4枠より外で、3枠より内で好走したのは21年の
ステラヴェローチェのみ。以上を踏まえると、狙いは外枠にありそうだ。