2021年の9月からスタートした佐賀競馬公式YouTube LIVE『てっちゃんのSAGAリベンジャーズ』も、この4月からいよいよシーズン3に突入した。

“よそで溶かした額を佐賀競馬で取り戻せ”と馬券勝負師にとっては、刺激的すぎる(シーズン2の時に書き込まれていた)サムネイルのキャッチコピー。そんな熱気に呼応して、佐賀競馬で馬券勝負をしながら、傷を癒す夜を過ごした競馬ファンも少なくないだろう。

　SAGAリベンジャーズが他の競馬LIVE放送と一線を画しているのが、「視聴者と出演者が一緒に競馬場にいるように佐賀競馬を楽しむ」というコンセプト。それだけに自腹勝負を楽しむ演者の熱はかなり高く、興奮の針が振り切れるとフレームから飛び出すことも(笑)。

　そんな番組作りを支えているのが、番組タイトルにも名を連ねている元JRAジョッキーの総長・佐藤哲三さん。直線が短く、トリッキーなコース設定となっている佐賀競馬場なだけに、馬上からの景色を踏まえた元ジョッキーの解説は、昼間で散財してしまった懐と、疲弊してしまった脳みそにダイレクトに直撃。比較的、堅くおさまりやすい佐賀競馬にあって、時折訪れるビッグチャンスに“天使の助言”をしてくれ、他の出演者もたびたび高配当をゲットしている。

　そんな哲三さんだが現役時代から趣味がボートレースだったように、競馬の先生としてではなく、馬券師として常に戦っている姿を見せてくれているのも当番組の1つの特徴。一緒にMCを担当している優希乃さんも“茨城県美浦出身のJRA元厩務員の娘”という触れ込みで番組はスタートしたのだが、今では他の出演者との馬券バトルに夢中。ファンと同じ目線で、佐賀競馬を楽しんでいる様子が毎回見て取れる。

　また他のレギュラー出演者やゲストは競馬に限らず勝負の場に身を置く面々たち。人気パチスロライターのヒラヤマン、くり、まりもや、ボートレースYouTuberのシュガーの宝舟、現役JRAジョッキーの藤井勘一郎、鮫島克駿、お笑い芸人おいでやすこがの2人や、さらば青春の光など、勝負に勝つことが大好きなバラエティー豊かな面々が過去に出演している。

　さらに先日、第1回総長大賞典が開催。簡単にルールを説明すると、各演者3日間(18R)で最大の払戻金を競うというもの。そこで優勝したのが、元競艇マクール副編集長のボートライター三吉功明さんで20万円近くの大型回収劇を見せつけた!!

　佐賀競馬開催日はぜひSAGAリベンジャーズを楽しもう！

(文・中山靖大)

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