スマートフォン版へ

【皐月賞】過去10年で5勝の共同通信杯組タッチウッドが不気味 絶好調ドゥラメンテ産駒+先行力生きる舞台

スポーツ報知
  • 2023年04月14日(金) 06時30分
◆第83回皐月賞・G1(4月16日、中山競馬場・芝2000メートル)

 牡馬クラシック第1弾、第83回皐月賞(16日、中山)の枠順が13日、決まった。データ埋蔵金からは共同通信杯組のタッチウッドが浮上した。

 直近10年の皐月賞で見ると、前走はトライアル組が2勝とやや不振。18年以降4年連続で中8週以上の馬が勝利していて、非トライアルかつ前走間隔が空いていた馬の活躍が目立つ。好成績なのが共同通信杯組だ。10年のうち5勝し、21年エフフォーリア、22年ジオグリフと連勝中。ただし、3着以下の連対はなく、2着以内が条件だ。

 脚質面は前走で4角5番手以内の位置取りだった馬が8勝。馬体重に目を向けると前走で馬体増だった馬がやはり8勝。小回りに対応できる脚質、体を増やし成長途上の段階でも好走していた馬の好走率が高い。以上3つの条件をクリアしているのがタッチウッドだ。

 父ドゥラメンテ共同通信杯2着から皐月賞を制し、日本ダービーとの2冠を達成。21年デビューの産駒も、先週の桜花賞リバティアイランドを含め早くもJRA・G1を8勝と快進撃を続けている。中山芝2000メートル重賞は、昨年のホープフルSを14番人気ドゥラエレーデで制すなど4連対。いずれも道中で2番手以内の位置取りだった。

 タッチウッドは初戦で逃げて勝利。前走の共同通信杯も途中からハナに立ち、2着に粘っていて、脚質の傾向からもマッチする。父と同じ道をたどれば、史上12組目となる皐月賞親子制覇となる一戦。先週の桜花賞(ライトクオンタム8着)で達成ならなかったが、武豊騎手武幸四郎調教師による史上初の兄弟G1制覇を達成する可能性は十分だ。

スポーツ報知

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す