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【中山グランドJ】前走勝ちのビレッジイーグルは7着 大江原圭騎手「完全に馬場」

スポーツ報知
  • 2023年04月15日(土) 17時48分
◆第25回中山グランドジャンプ・JG1(4月15日、中山・障害芝4250メートル)

 障害重賞15勝を挙げたオジュウチョウサンの引退後初めてとなるJG1は、単勝6番人気のイロゴトシ(牡7歳、栗東・牧田和弥厩舎、父ヴァンセンヌ)が2着に3秒1の大差をつけ、障害重賞初挑戦でいきなりビッグタイトルをつかんだ。勝ち時計は4分54秒1(重)で、手綱を執った黒岩悠騎手も平地、障害を通じてG1初制覇。昨年の中山大障害覇者で単勝1・8倍の圧倒的人気を集めたニシノデイジー(石神深一騎手)はスタートで出遅れ、9着に大敗した。

 2着は2番人気のミッキーメテオ(五十嵐雄祐騎手)で、そこから1馬身半差の3着には5番人気のダイシンクローバー(森一馬騎手)。中山大障害5着で前走のペガサスジャンプSを勝って臨戦したビレッジイーグル(大江原圭騎手)は3番人気で7着に終わった。

 小坂忠士騎手(テーオーソクラテス=4着)「全部初めてのことで、終始かかり気味だったが4着にこれて、ここにきて馬が成長している。勝ち馬みたいにスムーズだったら、もっとやれたと思うし、この経験を生かせれば」

 中村将之騎手(スマートアペックス=5着)「やりたい競馬はできましたが、こういうビシャビシャの馬場は良くないですね。それでも最後までくらいついていたし、いい馬場でもう一度勝負したい」

 西谷誠騎手(ジューンベロシティ=6着)「ゲートのタイミングが合わず、物見もしていたのでゆっくり行かせた。障害はほぼ完璧だったが、外回りの置き障害で少しミスステップがあった。飛び終えてからは、しまいいい脚だったし、まだ5歳なので、これからスキルが上がっていけば」

 大江原圭騎手(ビレッジイーグル=7着)「完全に馬場がこたえました。テンから全然進んで行かなかったし、ハミを取らなかった。状態が良かっただけにかわいそうでした」

 上野翔騎手(エミーリオ=8着)「前半のんびり乗って、前をかわせていけたらと思っていた。向こう正面で前の馬に乗りかけてリズムを崩したのがもったいなかった。具合は良かったし、かみ合えばオープンを勝てる力はある」

 難波剛健騎手(クリノオウジャ=10着)「キャリアが浅い馬なので、こういう馬場は厳しかった。走りがバラバラでリズムが悪くなり、道中も落鉄していた」

スポーツ報知

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