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【皐月賞】13番人気メタルスピード、3着にタイム差なしの4着奮闘

スポーツ報知
  • 2023年04月16日(日) 17時35分
◆第83回皐月賞・G1(4月16日、中山・芝2000メートル)

 3歳牡馬18頭によって争われた3冠初戦は、横山武史騎手とコンビを組んだ単勝2番人気のソールオリエンス(美浦・手塚貴久厩舎、父キタサンブラック)が大外一気で差し切り、無傷の3連勝で頂点に立った。勝ち時計は2分0秒6(重)。デビュー3戦目の皐月賞制覇は、2歳戦が実施され始めた1946年以降では最少キャリアのV。また無敗での戴冠は21年エフフォーリア以来、20頭目の快挙となった。

 津村明秀騎手(メタルスピード=4着)「いい手応えだったけど、最後苦しくなった。厳しいローテーションの中で、最後まできてくれて頭が下がります。今日の感じだったら距離が延びても大丈夫じゃないかな」

 ミルコ・デムーロ騎手(ショウナンバシット=5着)「頑張りました。4コーナーでじりじり上がったけど、馬場に脚を取られていましたね。それでもやれたし、いい馬です」

 岩田望来騎手(シャザーン=6着)「結果的にはいいポジションで競馬できましたが、この馬の良さがレースであらわれず、非常に残念です。強いメンバー相手に6着にこられたし、これから巻き返しに期待したいですね」

 三浦皇成騎手(ウインオーディン=8着)「ゲートは上手に出てくれた。ペースが明らかに速かったので、リズム重視でいった。この馬場が得意なわけではないので、最後はよくきてくれました」

 石川裕紀人騎手(グリューネグリーン=11着)「この馬としてやれる競馬はやりました。馬場だったり、展開だったり、結果として位置取りが合わなかったですね。力は出し切ったと思います」

 嶋田純次騎手(グラニット=12着)「あそこまでのペースはいきたくなかったけど、かわされると良くないので主張しました。直線で1回踏ん張ってくれたし、本当に根性があります」

 戸崎圭太騎手(マイネルラウレア=14着)「スタートが速くないのはイメージ通り。トモの踏み込みなんかは、まだこれから良くなる余地を残しています」

 藤岡佑介騎手(ワンダイレクト=15着)「前回乗っていた騎手から距離がギリギリと聞いていたので、ラチ沿いに行きました。勝負所から反応が悪いし、馬場が厳しかったのかもしれません」

 石橋脩騎手(ラスハンメル=16着)「落ち着いてゲートも出たし、いいポジションが取れた。コース取りも良かったけど、3コーナーから苦しくなってしまった。最後はダラダラとしていた。いい馬だけど、これから良くなってくると思う」

 横山和生騎手(ホウオウビスケッツ=17着)「よく頑張りました。この舞台によく駒を進めてくれた。陣営と相談してメンコはつけたけど、気持ちの高ぶりがあった。だんだんと弱点が見え始めている。この馬場で走りきったからこの後が心配。無事に行ってほしい」

スポーツ報知

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