キタサンブラック産駒の勢いが凄い。先月の
ドバイシーマクラシックを
イクイノックスが圧勝すれば、先週の
皐月賞では
ソールオリエンスがGI初制覇。初年度から2年連続で大物を輩出することとなった。サイアーランキングも僅か2世代で堂々の7位。
アーニングインデックスはリーディング30位以内で断トツの2.44だから凄いの一言だ。そこで今回は存在感を増し続ける
キタサンブラック産駒の狙い目を紹介したい。
最初にローテーション別の成績に注目したい。特筆すべきは休み明けに強いこと。中9週以上では[30-15-11-119]の勝率17%、複勝率32%。勝率が高く、単勝回収率も199%あるので、単勝や馬単&3連単の1着固定をオススメしたい。
休み明けに強い=仕上がりやすい馬が多い、という仮説が立てられるが、それを証明するように新馬の成績もいい。そして意外に思われるかもしれないが、一番の狙い目は1200mだ。該当10頭で[1-4-4-1]の複勝率90%は驚異的。その中には14番人気2着や13番人気3着など、人気薄の好走も数多くある。芝ダートを問わず、1200mでの新馬で
キタサンブラック産駒を見つけたら迷わず買ってほしい。
最後にダート戦での扱いに触れたい。実は勝率、複勝率、単勝回収率、複勝回収率の4つの指標は全て、芝よりもダートの方が上。実際、
ウィルソンテソーロ、
オディロン、
マリオロードとダートのオープン馬を3頭も送り出している。馬券のツボは牡馬の道悪。ダートの重&不良に限れば、延べ22頭で[4-2-7-9]の勝率18%、複勝率59%。1&2番人気が[3-1-4-1]と堅実な一方、10番人気1着や8番人気3着など伏兵も健闘している。該当馬を発見したら、少なくともヒモでは押さえておきたい。