◆第20回
福島牝馬S・G3(4月22日、福島競馬場・芝1800メートル)=4月18日、美浦トレセン
最適の舞台で
ウインピクシス(牝4歳、美浦・
上原博之厩舎、父
ゴールドシップ)が3度目の重賞挑戦で初タイトルを狙う。これまで1800メートル戦で全4勝を挙げており、そのうち福島コースで2勝を挙げる舞台巧者だ。上原博調教師も「コース適性はあるしね」と自信を隠さない。
同じ距離で行われた前走の
中山牝馬Sは8着と振るわなかったが、キャリア初の大外枠に加えて、ゲートのタイミングが合わず。トレーナーは「態勢が整っていないときに(スタートを)切られてしまった。リズムが悪かったし、参考外でいい」と意に介していない。1週前となる12日の追い切りは美浦・Wコースで抜群の動きを披露した。「中団ぐらいでも競馬はできるし、メンバーや枠順次第でハナにはこだわらない」。反撃態勢は着々と整っている。
スポーツ報知