きさらぎ賞2着から少しレース間隔があいた形で、
青葉賞(4月29日・東京芝2400m)への参戦となる
オープンファイア(栗東・
斉藤崇史厩舎)。今朝19日はレースに向けた1週前追い切りをレースで騎乗予定の
川田将雅騎手が跨って行われている。
CWで
アルサトワとの併せ馬。6F標識のあたりでは3馬身くらいの追走でスムーズな走りを見せていたが、先行馬が3コーナー手前で少しラップを速める形となり、ここで少し差がひらく。ただ、だからといって慌てず騒がずという追走で4コーナー手前では最初の差くらいのところまで詰めてくる。
最後の直線は並びかけるまで時間がかかるかも、と思ったが、反応の鈍さもなく、ジョッキーがうまくエスコートして、これまでの併せ馬の中でも一番前に並ぶまでがスムーズな走りに見えた。並んでからもきっちりと先着している。
時計は6F81.6〜5F66.3〜4F52.2〜3F37.9〜2F23.6〜1F11.8秒。個人的には今まで見た本馬の追い切りの中では一番スムーズな走りだったという印象。馬の成長なのか、ジョッキーとの相性なのか。いずれにせよ、キャリアの浅さよりもここにきての上昇度が本当に楽しみなレースになりそうだ。
(取材・文:井内利彰)