◆スピードオブライト半妹は手先の軽いフットワーク(20日・石渡)

　京王杯2歳S3着、フェアリーS3着と重賞でも小差の競馬を演じ、先日の1勝クラスを勝利したスピードオブライト。その半妹となるサイレントソニック21(牝2歳、美浦・相沢、父カリフォルニアクローム)が美浦に入厩した。本日、坂路を軽めのキャンターで登坂。手先の軽いフットワークで、柔らかみもある。今後の動向に注目したい。

◆素質感じるヴィニー21(20日・安里)

　ゲート試験に向けて調整が進んでいるヴィニー21(牡2歳、栗東・池江、父ロードカナロア)。「兄はダートが良さそうな走りでしたが、この馬は素軽くて芝が良さそうなタイプですね。まだ体力強化が必要でしょうが、素質は感じます」と兼武助手の感触は良さそうだった。

◆脚取り確かな須貝厩舎2騎(20日・紺谷)

　須貝厩舎が期待するペンナヴェローチェ(牡2歳、父キズナ、母エンパイアブレイク)とクイックバイオ(牝2歳、父ブリックスアンドモルタル、母アニメイトバイオ)が、栗東坂路で併せ馬を消化。両馬ともしっかりとした脚取りで駆け上がってきた。2歳戦に実績を残している厩舎だけに、デビュー戦から注目したい。

◆これは一級品！ 堀厩舎の2歳馬デュアルウィルダー(20日・佐野)

　デュアルウィルダー(牡2歳、美浦・堀、父Yoshida、母ダンスウィズキトゥン)は、見栄えのする馬体に加えて、フットワークも迫力十分。高い素質を感じさせる一頭だ。この日はゲート試験を受けて、無事合格を果たした。

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提供：デイリースポーツ