タイトルホルダーに注目したい。初の京都コースをこなし、19・20年の
フィエールマン以来史上6頭目の連覇なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■4/30(日)
天皇賞・春(4歳上・GI・京都芝3200m)
タイトルホルダー(牡5、美浦・
栗田徹厩舎)は昨年のこのレースを7馬身差で圧勝し、続く
宝塚記念も優勝して中・長距離界のトップに君臨。
凱旋門賞11着、
有馬記念9着と下半期は崩れたが、今年初戦の
日経賞を8馬身差で制して鮮やかな復活を遂げている。淀に舞台が戻る今年も持ち前の先行力を発揮し連覇達成なるか。鞍上は
横山和生騎手。
ジャスティンパレス(牡4、栗東・
杉山晴紀厩舎)は昨年の
菊花賞で3着、前哨戦の
阪神大賞典で1着と長距離への適性を見せている
ディープインパクト産駒。3戦3勝と好相性の
C.ルメール騎手を背に悲願のGI制覇を目指す。
ボルドグフーシュ(牡4、栗東・
宮本博厩舎)は未だ重賞勝ちこそないが、昨年の
菊花賞で2着、
有馬記念で2着、そして始動戦の
阪神大賞典で2着と高いレベルで安定。前走に関しては久々の分もあったようで、本番のここで逆転を目論む。鞍上は
川田将雅騎手。
その他、昨年の
菊花賞馬
アスクビクターモア(牡4、美浦・
田村康仁厩舎)、
大阪杯で4着だった
マテンロウレオ(牡4、栗東・
昆貢厩舎)、サウジアラビアのレッド
シーターフHを勝った
シルヴァーソニック(牡7、栗東・
池江泰寿厩舎)、同レース2年連続で2着の
ディープボンド(牡6、栗東・
大久保龍志厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。