今年の
天皇賞(春)(4歳上・GI・芝3200m)では2頭の
菊花賞馬の激突が注目を集める。一昨年の覇者
タイトルホルダー(牡5、美浦・
栗田徹厩舎)と昨年の勝ち馬
アスクビクターモア(牡4、美浦・
田村康仁厩舎)。初対決となった3月の
日経賞は
タイトルホルダーが圧勝、
アスクビクターモアが9着と明暗が分かれたが、当時は超が付く不良馬場だった。良馬場なら全く違う結果となっても不思議はない。
平成以降、
天皇賞(春)で
菊花賞馬が対戦したことは11回ある。93年に1着
ライスシャワー、2着
メジロマックイーンでワンツーフィニッシュ。しかし、その後の10回は意外にもワンツーがない。
タイトルホルダーと
アスクビクターモアが1&2着となれば、実に29年ぶりとなる
菊花賞馬同士の決着。2頭の走りに注目したい。
【平成以降の
天皇賞(春)における
菊花賞馬対決】
・93年…1着
ライスシャワー、2着
メジロマックイーン・96年…2着
ナリタブライアン、5着
マヤノトップガン・99年…3着
セイウンスカイ、7着
マチカネフクキタル・01年…3着
ナリタトップロード、8着
エアシャカール、12着
セイウンスカイ・02年…1着
マンハッタンカフェ、3着
ナリタトップロード・05年…10着
ザッツザプレンティ、16着
ヒシミラクル・06年…1着
ディープインパクト、10着
デルタブルース・09年…9着
アサクサキングス、10着
デルタブルース・16年…1着
キタサンブラック、5着
トーホウジャッカル・17年…1着
キタサンブラック、3着
サトノダイヤモンド・20年…1着
フィエールマン、6着
キセキ