名門・社台
ファームが04年
イングランディーレ以来、19年ぶりの
天皇賞(春)(4歳上・GI・芝3200m)制覇を目指す。
94年の社台
ファーム分割以降、同
ファームの生産馬は02年に
マンハッタンカフェ、04年に
イングランディーレが
天皇賞(春)を制している。しかし、05年以降は延べ27頭が参戦しながら未勝利。惜敗が目立ち、11年
エイシンフラッシュ、13年
トーセンラー、20年
スティッフェリオの2着が最高着順となっている。
今年の
天皇賞(春)に社台
ファームの生産馬は4頭が登録している。全馬が出走すれば、95年と97年の5頭に次いで2位タイとなる多頭出しだ。それも昨年の
菊花賞を制した
アスクビクターモア(牡4、美浦・
田村康仁厩舎)、GIで2着2回の
ボルドグフーシュ(牡4、栗東・
宮本博厩舎)、長距離重賞を連勝中の
シルヴァーソニック(牡7、栗東・
池江泰寿厩舎)、末脚自慢の
トーセンカンビーナ(牡7、美浦・
加藤征弘厩舎)という強力布陣。19年ぶりの戴冠が期待できそうだ。