4月30日(日)に京都競馬場で行われる
天皇賞(春)(4歳上・GI・芝3200m)。中でも注目を集めるのは連覇を狙う
タイトルホルダーだろう。昨年7馬身差で優勝し、前走の
日経賞でも8馬身差と他馬を圧倒。死角は少ないように思えるが、京都が舞台という点が鍵になりそうだ。
京都で行われた過去10回(11年〜20年)の成績を種牡馬系統別に見てみると、
サンデーサイレンス系の馬が【10-8-9-82】と圧倒的。そもそも出走数が多いことは確かだが、14年〜20年まで7年連続で1〜3着を独占しており、かなりの
ハイアベレージ。父が
ドゥラメンテでミスプロ系に該当する
タイトルホルダーには気がかりなデータといえるだろう。
なお一方で、母
父サンデーサイレンス系の馬は苦戦。過去10回で延べ30頭が出走しているが、一頭も馬券に絡んでいない。人気の一角を担うであろう
ボルドグフーシュは、母父がサンデー系の
Layman。血統面からの強調は難しい。
【今年の登録馬で父が非サンデー系の馬】
サンレイポケット 父ジャングルポケットタイトルホルダー 父
ドゥラメンテブレークアップ 父
ノヴェリストボルドグフーシュ 父スクリーンヒーロー