4月30日、香港のシャティン競馬場で行われるクイーンエリザベスII世カップ(香G1・芝2000m)。
プログノーシス(牡5、栗東・
中内田充正厩舎)に騎乗予定のZ.パートン騎手が27日、インタビューに答え、「追い切りの感覚もよく、あとは日曜日に
プログノーシスが力をみせてくれるでしょう」と自信をのぞかせた。
プログノーシスは21年3月にデビューし、前走の
金鯱賞では1番人気に応えて重賞初制覇を果たした。パートン騎手とは今回が初コンビとなる。
追い切りで騎乗した感想について、「事前に映像を見て感じた印象と良い意味で違いました。出遅れ癖があって難しい馬だと思っていたけど、完全に逆でした」とコメント。また状態も「とても大人しく
リラックスしており、要求に応えてくれました。呼吸の戻りもよく、申し分ありません」と良好をアピールした。
展開については、「後ろからレースを進めることになるので、枠順は関係ありません。ペースが我々にとっては重要です。メンバーをみる限り
マネーキャッチャーが逃げることになると思うので、彼のつくるペース次第です」と、先行馬がカギであることを強調した。
今回がG1初挑戦となる
プログノーシス。「現状のレーティングはG1馬と戦うにはまだ高くないですが、1戦1戦よくなっており、前走はとてもよい勝ち方でした」と評価し、「成長途上の馬なので、ここで飛躍してほしいです」と力を込めた。