米国3冠初戦の
ケンタッキーダービー・G1(5月6日=日本時間7日早朝、
チャーチルダウンズ競馬場・ダート2000メートル)の出走を目指す、
マンダリンヒーロー(牡3歳、大井・
藤田輝信厩舎、
父シャンハイボビー)が27日、開催場となる
チャーチルダウンズ競馬場に到着した。
藤田輝信調教師は「サンタ
アニタパーク競馬場から、7時間ほどで到着しました。体調は問題ありません」とし、「26日(現地時間)にサンタ
アニタパーク競馬場で追い切りを行い、5ハロン64秒6。調教で行きたがる感じはありませんが、日本にいる時と同じなので特段心配していません」と話した。
同馬は前走の4月8日のサンタ
アニタダービー・米G1(サンタ
アニタパーク競馬場、1800メートル)で2着となり40ポイントを獲得。この日までに上位の出走予定馬が回避したため、この日時点での選定順位は1つ上がり23位となった。出走頭数は20頭、補欠馬の枠は4頭で、藤田調教師は「補欠の3番目ですが、出走できると信じて様子を見守っていきたいです」と参戦に意欲を見せた。出走が決まれば前走同様に地方所属馬初の参戦となる。
日本馬ではUAEダービー1着の
デルマソトガケ(牡3歳、栗東・
音無秀孝厩舎、父
マインドユアビスケッツ)、同レース3着の
コンティノアール(牡3歳、栗東・
矢作芳人厩舎、父
ドレフォン)が出走可能となっており、両馬とも現地に到着して調整を行っている。
補欠馬からは昨年、
リッチストライクが次点から繰り上がって出走を果たし、優勝した。
スポーツ報知