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青葉賞・G2」(29日、東京)
単勝1・7倍の断トツ人気に推された
スキルヴィングが、大外を豪快に伸び、3連勝で重賞初制覇を飾った。
道中は中団外めで脚をためると、手応え十分に直線へ。ゴール前は2番人気の
ハーツコンチェルトとのたたき合いを半馬身差で制し、タイトルをつかんだ。勝ち時計は2分23秒9。2着にはその
ハーツコンチェルトが入り、以上の2頭がダービー(5月28日・東京)への優先出走権を手にした。3着は11番人気の
ティムールだった。
ルメールは「きょうは安全に乗りました。大外に行って、スローでちょっと心配したけど、この馬は能力が高いですし、坂を上ってからいい脚を使ってくれました」と、きっちり勝ち切ったパートナーの底力を称賛。今後の可能性については、「(将来の)G1ホースだと思う。この馬はちょっと(成長が)遅かったので、だんだん経験をもらって大人になっていますし、ダービーの日にはトップコンディションになると思います」と大きな期待を口にしていた。
提供:デイリースポーツ