30日、京都競馬場で行われた
天皇賞・春(4歳上・GI・芝3200m)は、中団から徐々に進出した
C.ルメール騎手騎乗の2番人気
ジャスティンパレス(牡4、栗東・
杉山晴紀厩舎)が、先に先頭に立った5番人気
ディープボンド(牡6、栗東・
大久保龍志厩舎)を最後の直線コースで交わし、最後はこれに2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分16秒1(稍重)。
さらに1馬身差の3着に6番人気
シルヴァーソニック(牡7、栗東・
池江泰寿厩舎)が入った。なお、3番人気
ボルドグフーシュ(牡4、栗東・
宮本博厩舎)は6着、1番人気
タイトルホルダー(牡5、美浦・
栗田徹厩舎)は競走中止となった。
勝った
ジャスティンパレスは、
父ディープインパクト、
母パレスルーマー、
その父Royal
Anthemという血統。
阪神大賞典からの連勝でGI初制覇を果たした。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ジャスティンパレス(牡4)
騎手:
C.ルメール厩舎:栗東・
杉山晴紀父:ディープインパクト母:パレスルーマー母父:Royal
Anthem馬主:三木正浩
生産者:ノーザン
ファーム
【全着順】
1着
ジャスティンパレス 2人気
2着
ディープボンド 5人気
3着
シルヴァーソニック 6人気
4着
ブレークアップ 7人気
5着
マテンロウレオ 8人気
6着
ボルドグフーシュ 3人気
7着
エンドロール 12人気
8着
サンレイポケット 15人気
9着
ディアスティマ 11人気
10着
ヒュミドール 10人気
11着
アスクビクターモア 4人気
12着
メロディーレーン 14人気
13着
アイアンバローズ 16人気
14着
ディープモンスター 9人気
15着
トーセンカンビーナ 17人気
中止
タイトルホルダー 1人気
中止
アフリカンゴールド 13人気
【天皇賞】1905年に横浜の日本レースクラブが、明治天皇より「菊花御紋付銀製花盛器」を下賜され創設した「
エンペラーズカップ」が前身である。翌年以降は7つの競馬倶楽部で「帝室御賞典競走」が実施されたが、37年の日本競馬会誕生を機に春が阪神、秋が東京に変更。戦争による中断を挟み47年春、「
平和賞」で復活し、同年秋から現在の「天皇賞」に改称され、春は京都、秋は東京で開催される。
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天皇賞(春)ダイジェスト>
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