「天皇賞(春)・G1」(30日、京都)
単勝1・7倍と断然の1番人気を背負った
タイトルホルダーは2周目4コーナー手前で急失速し、競走中止となるアク
シデントが発生した。レース後、右前肢ハ行によるものと発表された。
新装された京都競馬場のオープニングG1。
タイトルホルダーは好スタートを切ったが、大外の
アフリカンゴールドが主張してきたため2番手からの競走。前半1000メートル過ぎには先頭に立つが、本来スピードに乗るはずの2周目4コーナー手前でズルズルと後退。初出走の京都でG1・4勝目を狙ったが、ゴールすることができなかった。
まさかの競走中止で連覇を逃した。栗田師は「馬は大丈夫そうですが、これから検査を受けます。右(半身)が少し硬かった。下り坂で(フォームが)ばらけてしまった」と説明した。
提供:デイリースポーツ