オークス(5月21日、東京)
トライアルの
スイートピーS・リステッド(3歳オープン、牝馬限定=13頭立て)は30日、東京競馬場の芝1800メートルで行われて、2番人気の
ウヴァロヴァイト(
萩原清厩舎、父
サトノクラウン)がゴール前で鋭く差し切り、1着馬に与えられる優先出走権を獲得した。
最後の“樫切符”を堂々ともぎ取った。大外枠からスムーズに流れに乗り、道中は中団8番手でしっかりと折り合った。
菅原明良騎手が「直線も余裕がありましたし、楽に抜け出せました。脚が違いましたね」と振り返ったように、直線は鋭い伸び脚で2着馬に1馬身差をつけて完勝だった。
15年の
金鯱賞など重賞2勝を挙げた
ミトラの半妹という血統で、将来性に期待が膨らむ。萩原調教師は「競馬の内容はよかったと思います。(
オークスに関しては)オーナーと相談して決めたい」とコメントした。
鞍上の菅原明騎手は、先週23日の
フローラS・G2でも7番人気の
ゴールデンハインド(美浦・
武市康男厩舎、父
ゴールドシップ)を逃げ切りVに導き、
オークスの優先出走権を手にしている。
スポーツ報知