◇G1・
天皇賞・春(2023年4月30日 京都芝3200メートル)
約2年5カ月の整備工事を終え、
センテニアル・パークとして生まれ変わった京都で最初のG1「第167回
天皇賞・春」が30日、17頭で争われた。
ボルドグフーシュは後方発進から外めを徐々に押し上げ、勝ち馬
ジャスティンパレスを視界に入れる。2周目3角から距離を詰め、4角から直線に向いて一気に襲いかかった。が、差は縮まるどころか、逆に突き放されてしまう。6着。前半の位置取りもあったが、決定力の差が出た。
川田は「前半は馬のリズムに任せて。4角で勝ち馬の後ろにつけて直線どれだけ動けるかと思ったが…。一生懸命、最後は動いてくれて精いっぱいの走りはできたと思います」と話した。宮本師は「最後はバテたが仕方ない。タフな競馬になってしまった」と悔しげに振り返り、競馬場を後にした。
スポニチ