◆第45回
新潟大賞典G3(5月7日、新潟競馬場・芝2000メートル)
オープン再昇級を果たした
セイウンハーデス(牡4歳、栗東・
橋口慎介厩舎、父
シルバーステート)を狙ってみたい。爪の不安を発症して
菊花賞以来だった「競馬法100周年記念」(3勝クラス)は好位で折り合い、直線であっさり抜け出す快勝。橋口調教師によると「先頭に立ってから遊んでいた」とのことで、順当勝ちだった。
レース後も脚元に不安が出ることなく、意欲的な調整を消化。「調教は相変わらず抜群に動いています。もまれた時に危うさがあるので、外枠がほしいですね」とトレーナーは話しており、5か月半ぶりを叩いた上積みが見込める。昨春に
プリンシパルSを勝利。通用の下地はある。まだ注文はつくが、チャンスは十分とみる。(吉村 達)
スポーツ報知