近年の
NHKマイルカップ(3歳牡牝・GI・芝1600m)は
ダイワメジャー産駒を抜きに語れない。12年の産駒初出走以降、昨年までに18頭が走り、12年に
カレンブラックヒル、16年に
メジャーエンブレム、19年に
アドマイヤマーズが勝つなど[3-2-2-11]の勝率約17%、複勝率約39%。出走があった年に限れば目下3回連続で馬券に絡んでいる。
残念ながら今年は産駒の出走がないが、諦めるのは早い。注目は母の父が
ダイワメジャーの
モリアーナ(牝3、栗東・
武藤善則厩舎)だ。これまでに東京芝1600mで2戦して、昨年6月の新馬戦が1着、前々走の
クイーンCがタイム差なしの3着だから、舞台適性は証明済み。
前走のニュージーランドTにしても、外枠からロスのある立ち回りとなりながら0秒3差の4着だから、決して悲観する内容ではなかった。舞台替わりを味方につけて、祖
父ダイワメジャーに母の父としての
JRA・GI初勝利を届けたい。
【母
父ダイワメジャーの主な活躍馬】カッコ内は重賞勝ち鞍
・
ショウナンナデシコ(22年
エンプレス杯、
マリーンC、
かしわ記念、スパー
キングレディーC)
・
グランブリッジ(22年
関東オークス、
ブリーダーズゴールドC、23年
TCK女王盃、
エンプレス杯)
・
ナミュール(22年
チューリップ賞)
・
ラヴェル(22年
アルテミスS)