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【かきつばた記念注目馬】61kg背負うテイエムサウスダン 蛯名師に初タイトル届けるか

  • 2023年05月02日(火) 09時00分
 5月2日(火)に名古屋競馬場で行われるかきつばた記念(4歳上・JpnIII・ダ1500m)。99年に創設されたダートグレード競走で長年1400mで行われてきたが、昨年からは競馬場移転に伴い1500mに延長されている。

 ハンデキャップ戦のため、JRAから参戦する各馬は軒並み厳しい斤量を背負う。一方で名古屋所属馬は52kg。最大で9kgのハンデ差が設けられており、波乱も期待出来そうだ。発走予定日時は2日(火)の17時00分。主な出走予定馬は以下の通り。

テイエムサウスダン(牡6、美浦・蛯名正義厩舎)

 2歳時の兵庫ジュニアGPで重賞初制覇を飾り、4歳から5歳春にかけて黒船賞根岸Sなどを勝利。これまで重賞5勝を挙げている。近走は少々不振だが、昨年の春にはフェブラリーSかしわ記念でも好走。今回はハンデ戦とあって61kgという厳しい斤量を背負うが、実績はメンバー随一。復活の狼煙を上げ、蛯名正義師に初タイトルを届けることが出来るか。

ドライスタウト(牡4、栗東・牧浦充徳厩舎)

 21年9月にデビューを迎えると、同世代では一枚上手の実力を発揮して全日本2歳優駿まで3連勝。3歳初戦の兵庫CSでは4着だったが、休養を挟み立て直した霜月Sで古馬相手に白星を飾った。すばるS2着から挑んだフェブラリーSは、レモンポップら相手に0.7差の4着に健闘。JpnIIIレベルなら実力上位といえる存在で、2つ目のタイトル獲得に期待がかかる。

ルーチェドーロ(牡5、川崎・池田孝厩舎)

 JRA時代は函館2歳Sで2着に入り、ダートでも全日本2歳優駿ユニコーンSで上位入着。同世代で上位の実力を誇った。昨年1月、南関東に電撃移籍すると、同年3月のフジノウェーブ記念で重賞初制覇。同年11月の笠松グランプリで2つ目のタイトルを手にした。前走の東海桜花賞は鋭い末脚で楽々差し切り、着差以上に強い内容。56kgと軽いハンデを活かして打倒JRA勢に挑む。

 そのほかにも武豊騎手を背に悲願の重賞初制覇狙うヘリオス(セ7、栗東・西園正都厩舎)、ダートでは5戦4勝の成績残すウィルソンテソーロ(牡4、美浦・小手川準厩舎)、ダートのOP特別で活躍見せるデュアリスト(牡5、栗東・安田隆行厩舎)などが出走を予定している。

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