近年の
NHKマイルカップ(3歳牡牝・GI・芝1600m)では、2歳6月にデビューした馬の活躍が目立つ。13年以降の近10回に限れば[7-3-1-43]の勝率13%、連対率19%。16年以降は2回のワンツーを含め、毎年少なくとも1頭が連対を果たしている。また、キャリアが5〜6戦の馬に絞ると[6-2-1-13]の勝率27%、複勝率41%だから、好走確率がグンと跳ね上がる。
今年の登録馬のうち、6月にデビューしているのは
ウンブライル(牝3、美浦・
木村哲也厩舎)、
オールパルフェ(牡3、美浦・
和田雄二厩舎)、
カルロヴェローチェ(牡3、栗東・
須貝尚介厩舎)、
サトノヴィレ(牡3、美浦・
鹿戸雄一厩舎)、
ミシシッピテソーロ(牝3、美浦・
畠山吉宏厩舎)、
モリアーナ(牝3、美浦・
武藤善則厩舎)の6頭。このうち、キャリアが5〜6戦なのは
ウンブライル、
オールパルフェ、
モリアーナの3頭となる。データ通り、この3頭の中から連対馬が出るのか。仮にワンツーなら、好配当となることは間違いない。