先月30日の
天皇賞・春で競走中止となった
タイトルホルダー(牡5=栗田)の現状について、栗田師が2日朝に美浦トレセンで取材に応じた。
「返し馬でジョッキーが少し硬さを感じ、入念にほぐしてレースに向かったが、展開も厳しく、2周目の下りで走りがバラバラになってしまった。人気を背負っていたので申し訳ない気持ち。ただ、ジョッキーの判断のおかげで最悪の事態を免れることができたと思う」とレースを振り返った。当日のうちに美浦へ帰厩。右前肢に硬さが見られるため大事を取って2日にレントゲン、3日に
エコー検査を行う予定で、今週中に精密検査の結果が判明する見込み。師は「熱感なく、腱もしっかりしている。レース翌日の飼い葉も食べていた」と現況を伝えた。
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