良血の
マキシ(牡3、栗東・
辻野泰之厩舎)が
京都新聞杯(3歳・GII・芝2200m)で重賞初制覇を狙う。
マキシは父が
エピファネイア、母が14年
エリザベス女王杯を制した
ラキシスという血統馬。母の全弟には17年
安田記念を制し、種牡馬としても活躍している
サトノアラジンがいる。前々走の未勝利で初勝利。前走の
フリージア賞では
ホウオウビスケッツの3着に敗れたが、母似の大きなフットワークはインパクト抜群。完成は古馬になってからかもしれないが、かなりの将来性を秘めている。
今回は格上挑戦での重賞初チャレンジ。京都芝2200mを走るのは初めてだが、母が
エリザベス女王杯を制した舞台だから、適性はありそう。GIIとはいえ、重賞勝ち馬は不在。血の後押しも受け、何とか勝利を手にして、ダービーへと駒を進めたい。