5月6日の京都8R・4歳上1勝クラス(ダート1800メートル=10頭立て)で
古川奈穂騎手=栗東・
矢作芳人厩舎=が
マナウス(牝4歳、栗東・
田中克典厩舎、
父マジェスティックウォリアー)で3週連続となる今年9勝目をマーク。だが、レース後も笑顔はなく、神妙な面持ち。表彰式後には、スタンドのファンにも深々と頭を下げた。
「まずはいろいろな迷惑をかけたなかで、競馬に参加させていただいてこのようなチャンスのある馬に乗せていただいた。感謝の気持ちでいっぱいです」と勝利の感想ではなく、反省の弁から切り出した古川奈。「余裕のある勝ち方で差(4馬身差)もありましたし、上のクラスでもチャンスはあると思います」とその後にレースを振り返った。
古川は5月3日に、競馬開催日における通信機器(スマートフォン)の不適切使用で、同13日から6月11日までの30日間(開催10日間)の騎乗停止処分を受けた。同様に騎乗停止となった角田大河騎手は京都、
今村聖奈騎手、
永島まなみ騎手、
河原田菜々騎手、
小林美駒騎手は新潟で騎乗している。
スポーツ報知